全日本マウンテンサイクリングIN乗鞍【其の二】(第65回ポタ)

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 朝も5時くらいになると空も白けてきて、バイクの用意等の車外活動ができるようになる。着替えたりバイクを組み立てたりしているうちに、集合時間である6時くらいになった。

 このあたりの時間は、キッチリ守らなくても問題なさそうだが、まあ初めてということで指示通りに動く。準備ができたところで、バイクにまたがって会場まで移動・・・と思いきや、何やらリアの変速が全く効かないorz 明らかにメカトラなのだが、電動式なのでまさかの故障となるとやばいんじゃないか? と考えて焦るw 車から降ろして組み立てる際に、ギアはトップに入れていたので、問題が発覚したときはインナートップというたすき掛け状態orz しかも会場までは完全な坂道なので、おいおいこのままじゃ会場にすらたどり着けないんじゃないか? という無様。バイクをひっくり返していろいろ触ってたら、突然の治癒。うまいこと変速できるようになってしまい、理由も判然とせず気持ち悪さはあったが、ひとまずOKということで弟を促して先に進むこととした。(実は下山後も同様にギアが効かなくなってしまって・・・調べてみると、RDに接続するケーブルが外れかかっていた・・・orz)

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会場に入るや否や、トイレ行列にまわって長々と並び、会心の軽量化を済ませることができた。これであとは走るだけだな。
出走までは割りと時間があるので、その辺のバイクやら人間のジャージやらを物色してまわったり、建物の中のベンチに座ってウトウトしたり、弟と盛り上がらないおしゃべりをしたりして過ごした。

 

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<序盤>

 C-2組ということで、出走は最後から2,3番目あたり。ようやく促されてスタート地点に移動。出走前心拍は80くらいだったかな? 弟についてはさっさと置き去りにして先に進むことにした。兄の後塵を拝すがよいw

 基本的に少しがんばるくらいの強度で進んで、心拍がやばくなったらちょっと手加減・・・というのを繰り返してモリモリ進む。モリモリと言っても、実際は乗り手の実力どおり漸次前進といった具合で、気持ちだけの表現であるw 人からみたらマイペース、ノロノロ、だらだら、ちんたら、かもしれないが、本人はまあ宇宙船の半分くらいの速度では走っているつもり。

 コースにはそれほど人も密集しないし、舗装路もきれいに整っているので、気持ちよく走れそうに思った。というより乗鞍は年齢別スタートなので、コース上に満遍なく人が散らばるというより、抜き抜かれつが多く発生するのかもしれない。その結果、実力が拮抗する集団では人が混んで、そうでなければぼっち走行になるということかな。つまり私はだいたいぼっち走行で、ペースメーカー(ラビットw)を見つけられずに寂しい思いをしつつ登ることになった。

 

<中盤>

 乗鞍のコースは試走しなかったので始めてなのだが、特徴的に思ったのは、走る中で「これから登る先が見える」。つまり首を持ちあげると、彼方の先行車たちが、はるか上方の道をひーこら進んでいるのが見える。

 ええ!? あんな高いとこ走ってるよ、これからあそこまで登るの・・・?

 こういうのは今まで走った峠道(数えるほどしかないけど)では経験できなかったな。そうしたときの心の叫び、「マジカヨ!」あるいは「マジデスカ?」という科白が、実際にこの口をついて発音されてしまうのを、あるいは併走するヒルクライ マーに聞かれたかもしれないが、でもみんなそう思ってるでしょw と考えて、恥ずかしがらずに漏らす「マジであそこまで登るの・・・」。

 そしてコースも中盤に至ると、考えることは徹頭徹尾これしかない。

 「・・・あと何キロ残ってるの?」

 不勉強にして、コースプロファイルも頭に入っていなかったのだが、確か20kmくらいで、富士山の24kmよりは短かったような・・・?(実際は22km)そうこうしていると、「中間地点」の看板が目にはいってくる。DGE800のLAPタイムに目をやってみると、むむむ、90分目指せちゃう?? と大きな勘違いをしたことを告白せねばなるまい。「あと5km」の看板を見たとき、瞬時に計算を行い、「15km/hで走り続ければ90分切れる」という事実を得て、EDGEを見ると12km/hくらい。

まあムリだよね。

 

<終盤>

 それでもがんばる気になってしまったので、よーしパパ15km/hで走っちゃうぞーーと意気込んで走りだしたはいいものの、実際は1km進んだところで90分は諦めることになった。

 というのも、なんだか斜度がすごくきつい。

 すごく・・・きついです・・・。

 これまでのコースとはダンチのきつさで、あと4kmあるのも相当うんざりw 乗鞍の魔物が牙をむいちゃったのかなあ? とバカなことを考えても仕方ない。苦しまぎれに算数の計算を始める。あと5kmあって、1km進んだからのこり4/5だな・・・とか、1kmを6分で走ったから、残り24分を忍べばこの苦行も終了・・・とかw 「かもめ☆チャンス」で半田会長が、乗鞍で90分切りを目指すって設定があったけど、高めのハードルなんですね。本当にありがとうございました。

 さてこのあたりで、ギア比選択としては、27Tのファイナル・ローに張り付きになってしまっている。もう戻れない。帰れない。なおかつ、27Tを超える幻の一枚を求めて、無意識にカチカチカチと右クリックを行い、結果を得られずに絶望すること数回。何でギアがないんだよお・・・・という悲痛な心の叫びを自分の耳で聞いた。この幻の一枚を求める行為または心の表れを、「ファントム・ロー」と呼ぶことにしたので皆さん使ってください。

 そんなファントム・ロー現象を繰り出しながら、森林限界を超えるくらいの高さになると、急激に見晴らしがよくなる。九十九折を繰り返しながら、少しずつ進んでいき、あとXXXmという標識を恨めしくも歓迎し、予想以上に小さいゴール地点を踏みしめた。

 ゴーーーール。(`・ω・´) しめて100分の長旅だった。

 タイム的には至極残念なアレだけど、弟には勝利したし、自己評価でいうと50点くらいかな。(低w)

 

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 バイクを転がして数分まっていると、弟がゴールしてきたが、どうやらエイドで水をもらうところで、脚がつったとのことだった。ふむ、もっともらしい敗北理由を作りこむ技術については恐れ入るが、多少は競らないと面白くないなあというのが正直なところ。たぶん赤城山で辛酸を舐めさせてもらえると思うので期待しているw 弟にしてはなかなか空気を読んでくれて、「脚がつってなければ勝てたと思うよ」と、超お約束の負け惜しみを頂けたのはよかった。

 

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<ことの始末>

 下山中に弟がパンクしたことを除けば、手早く後始末するつもりで、完走証を印刷してもらうと、そそくさと会場を後にした。松本ICの近くでココイチのカレーを食べて、あとは帰路をたどって無事に帰るだけ。運悪く中央道が大渋滞で、家についたのが21時を回っていた。運転は弟まかせだったので、お疲れさんというところだ。

 さて乗鞍の魅力は、やっぱりコースであり景観であったと思う。写真を撮りながら登るという楽しみ方も分かる。全国にありとあるHCコースの一部しか知らない私だが、たぶん他にはないくらいの良コースなんだろうな。富士山もゴール付近以外は、風光明媚ってかんじはないし。赤城に至っては、景色には期待するなと言われてるし・・・w 一方でアクセスの悪さ、サービスについては他の大会と比較してしまうところかもしれない。(フィーも高いしね)

 さて乗鞍を終えて、自分の自転車活動については、富士山HC後以上に課題が浮き彫りになったと言ってよい。課題は解決しないといけないので、どうにか向合っていく次第。参加の皆さん、運営の皆さん、どうもお疲れ様でした。

 

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2 Responses

  1. 赤ピナ より:

    乗鞍HCお疲れさまでした。
    「ファントムロー」
    勉強になりました。
    おいらもHC中に辛くなるとよくやっちゃうんですよね?(笑)
    赤城HCまでにファントムローを探さなくてもいい
    足を作りたいですね!

  2. やどかり より:

    赤ピナさん、ありがとうございます。
    本当に今回は、自分の弱さを目の当たりにして凹みました。
    食生活面でのトレーニングをがんばろうと思います(^^;;
    赤城では宜しくお願いします!

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